大学名) 淑徳大学
キャンパス名 )
受講料) 10,000円
教材費)
曜日) 月曜日
期間)1月26日~3月23日
時間)9:30~11:00
回数) 5

講座名) 2014年度【A-222】
江戸時代の寺院史をよむ ‐江戸幕府の宗教政策‐

講座詳細) 本講義は、日本近世における宗教社会史研究の専門的な成果について、わかりやすく解説していくものです。特に、地域社会と宗教のあり方について取り上げて いきます。また、鷹場・開発・海防など、宗教史のなかで注目されてこなかったキーワードを取り上げ、日本近世史研究の広がりも紹介していきます。

講師名) 菅野 洋介(駒沢大学非常勤講師) 1975年、 福島県生まれ。駒沢大学非常勤講師 博士(歴史学)単著『日本近世の宗教と社会』(思文閣、2011年)、共著『一九世紀の政権交代と社会変動』(東京堂 出版、2009年)、共著『近世の宗教と社会2国家権力と宗教』(吉川弘文館、2010年)など。これまで人々と宗教をめぐる研究は、宗教学、民俗学など で盛んに行われてきた。一方、歴史学においては中世史の成果があるが、近世史研究では、宗教を本格的に研究レベルで取り扱うようになったのは、この10年 ほどのことである。人々が合理的世界観を構築する近世段階において、宗教のもつ意味を問い直すことを研究の課題としている。