310314 モンゴル遊牧文明とは何か  遊牧生活とモンゴル出身力士の強さの秘密

  • 大学名) 早稲田大学
  • キャンパス名) 中野校
  • 講師名) 大野 旭(静岡大学教授)
  • 期間) 05/19 ~ 06/02
  • 時間) 15:00~16:30
  • 曜日) 金曜日
  • 回数) 全3回
  • 定員 30名
  • 会員価格 受講料  ¥ 8,748
    ビジター価格 受講料  ¥ 10,060

目標

・日本の大相撲界で活躍するモンゴル出身力士たちの文化的背景を解説し、遊牧生活の実態について紹介する。

・遊牧文化・文明の性質を理解する。

講義概要

21世紀に入ってから、大勢のモンゴル人力士たちが草原の国から海を渡って、日本にやってきて相撲界で活躍するようになった。彼らは流暢な日本語を操り、日本の伝統を継承し、発展させ、相撲文化の国際化に貢献している。流暢な日本語を話すのは、日本語とアルタイ系諸言語(モンゴル語・トルコ語など)の特殊な関係があるからである。ハングリー精神は遊牧生活に由来する。本講義では、モンゴルの遊牧生活を紹介したうえで、彼らの生き方と価値観を概説する。日本と似て非なる文化・文明を歴史の脈絡のなかで解説する。

テキスト・参考図書

参考図書 『墓標なき草原 ― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上・下)』(岩波書店) 『モンゴルとイスラーム的中国』(文藝春秋)(ISBN:978-4168130120) 『チベットに舞う日本刀─ モンゴル騎兵の現代史』(文藝春秋)(ISBN:978-4163901657) 『逆転の大中国史─ ユーラシアの視点から』(文藝春秋)(ISBN:978-4163905068)

講師紹介

大野 旭 静岡大学教授 中華人民共和国内モンゴル自治区(南モンゴル)出身。モンゴル名はオーノス・チョクト、中国名は楊海英。『墓標なき草原 ― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上・下)』(2009年、岩波書店)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文藝春秋)、『チベットに舞う日本刀 ― モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『日本陸軍とモンゴル』(2015年、中央公論新社)等著作多数。

会場地図

  • 早稲田大学エクステンションセンター・中野校
  • 東京都中野区中野4-22-3
    早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
  • JR・東京メトロ 東西線 中野駅

問い合わせ先

  • お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
  • 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
  • 電話番号:03-3208-2248
  • FAX番号:03-3205-0559
  • 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
  • メール:wuext@list.waseda.jp

 受講資格

  • どなたでも受講できます
  • 受講方法
    1、Webよりお申し込み
    2、お電話でお申し込み
    3、当センター窓口にてお申し込み
    (但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。)
  • 入学金など初期費用
    入会金 8,000円(税込)