310304 ヨーロッパ中世の王侯貴族と教会
- 大学名) 早稲田大学
- キャンパス名) 中野校
- 講師名) 渡辺 節夫(青山学院大学名誉教授)
- 期間) 05/10 ~ 06/07
- 時間) 13:00~14:30
- 曜日) 水曜日
- 回数) 全5回
- 定員 30名
- 会員価格 受講料 ¥ 14,580
ビジター価格 受講料 ¥ 16,767
目標
・ヨーロッパ中世社会を構造的に把握すること。 ・教会の果たした社会的役割を総合的に理解すること。 ・王侯貴族と教会の関係を政治・権力の面を中心に理解すること。
講義概要
1000年に及ぶヨーロッパ中世の最盛期は12・13世紀であるが、この時期にローマ教皇を頂点とする教会制度も確立し、「キリスト教世界」が成立した。キリスト教は人々の死生観、倫理観だけでなく、政治、経済、文化などあらゆる面で影響を与えるに至った。この講義では中世社会の全体構造を把握した上で、王の即位儀礼やカノッサの屈辱事件に見られるような、当時の支配権力、王侯貴族と教会の関係に力点を置いて、教会の果たした政治的役割を多面的、具体的にフランスを中心に検討することとしたい。必要に応じて、映像や史料も用いることとしたい。
テキスト・参考図書
テキスト 『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)
講師紹介
渡辺 節夫 青山学院大学名誉教授 1947年山梨県生まれ。フランスを中心に西欧文明の原点を中世に探るという意味で、政治・経済・宗教を総合的に研究。東京大学大学院修士課程修了後、専任教員として大学で教養教育と専門教育を担当。3回のフランス長期留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。
会場地図
- 早稲田大学エクステンションセンター・中野校
- 東京都中野区中野4-22-3
早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階 - JR・東京メトロ 東西線 中野駅
問い合わせ先
- お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
- 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
- 電話番号:03-3208-2248
- FAX番号:03-3205-0559
- 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
- メール:wuext@list.waseda.jp
受講資格
- どなたでも受講できます
- 受講方法
1、Webよりお申し込み
2、お電話でお申し込み
3、当センター窓口にてお申し込み
(但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。) - 入学金など初期費用
入会金 8,000円(税込)