110216 仮名古筆を読む、味わう  仮名古筆鑑賞の基礎知識と変体仮名の読み方の習得

  • 大学名) 早稲田大学
  • キャンパス名) 早稲田校
  • 講師名) 別府 節子(出光美術館 学芸員)
  • 期間) 04/17 ~ 06/26
  • 時間) 14:45~16:15
  • 曜日) 月曜日
  • 回数) 全10回 定員 30名
  • 会員価格 受講料  ¥ 29,160
    ビジター価格 受講料  ¥ 33,534

目標

・古筆鑑賞の基礎知識を学び、展覧会や刊行物等で接する古筆作品の価値、筆者、書写年代等を正しく理解できるようにします。 ・変体仮名の読みの練習を毎週行い、大字で記した和歌懐紙や短冊等は何とか読める程度に至ります(今までの履修者のほとんどの方が達成しています)。 ・内容伝達の用具である文字にも、美しい(あるいは美しくない)かたちがあることを理解します。

講義概要

平安〜室町時代に書写された、和歌集や物語の仮名書きの写本を古筆といいます。この講座では、美しいとされる平安〜鎌倉初期の古筆はどこが美しいか(作品を見る時の注目点)、古筆鑑賞に必要な約束事とは何か、仮名のかたち=書様は時代によって変化するが、どのように変化してゆくのか等、古筆鑑賞の基礎知識を学びます。なお、変体仮名の習得には、大きな字で記された入門用のテキストを用意しますので、全く初心者という方でも受講できます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆期間中に少なくとも1回の展覧会見学か、古筆作品を所蔵する図書館等で、実作品に触れる機会を設けます(但し、来年度の展覧会は未公開なので内容は未定です)。 ◆毎時間、必ず変体仮名を読む練習をします。テキストと簡単な字典のコピーはこちらで用意しますが、ご自分で字典をお持ちの方はご持参下さい(参考図書参照)。

テキスト・参考図書

参考図書 『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(ISBN:4-490-10331-X) 『和歌と仮名のかたち─中世古筆の内容と書様─』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70733-8)

講師紹介

別府 節子 出光美術館 学芸員 東京生まれ。博士(文学)。専門分野である和歌古筆を対象とした展覧会企画、図録・論考執筆のかたわら、中世の古筆資料の調査発掘活動を続ける。展覧会図録に「西行の仮名」、「古筆手鑑展」(出光美術館)。著書に「時代を映す古筆切」(『古筆への誘い』三弥井書店 共著)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)。

会場地図

  • 早稲田大学エクステンションセンター・早稲田校
  • 東京都新宿区西早稲田1-6-1
  • 東京メトロ 東西線 早稲田駅

問い合わせ先

  • お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
  • 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
  • 電話番号:03-3208-2248
  • FAX番号:03-3205-0559
  • 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
  • メール:wuext@list.waseda.jp

 受講資格

  • どなたでも受講できます
  • 受講方法
    1、Webよりお申し込み
    2、お電話でお申し込み
    3、当センター窓口にてお申し込み
    (但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。)
  • 入学金など初期費用
    入会金 8,000円(税込)