110306 古代メソポタミア史  アマルナ書簡とその時代-民族紛争の起源を考える-

  • 大学名) 大学名) 早稲田大学
  • ャンパス名) 早稲田校
  • 講師名) 川崎 康司(早稲田大学講師)
  • 期間) 04/22 ~ 06/17
  • 時間) 14:45~16:15
  • 曜日) 土曜日
  • 回数) 全8回
  • 定員 30名
  • 会員価格 受講料  ¥ 23,328
    ビジター価格 受講料  ¥ 26,827

目標

新王国時代のエジプトから出土した「アマルナ外交書簡」やヒッタイトの「ボアズキョイ文書」などの体系的な講読を通じて、前2 千年紀後半に始まる西アジア全域で展開された国際外交のあり方や「事件史」としての歴史展開をより詳細に分析していきます。この時代が古代メソポタミア外交史の展開上、どのように位置付けることが出来るかを受講生とともに考えていきます。

講義概要

前2千年紀後半の大国時代に展開された国際外交のあり方を伝える資料として有名な「アマルナ書簡」は、当時の公式外交用語であった楔形文字(アッカド語)で書かれていました。今年度は、大国(エジプト・バビロニア・ミタンニ・ヒッタイト)間外交の概略を押さえたのち、大国に翻弄されたシリア・パレスティナ地方の属国関連の資料を個々に講読しながら、当地で展開された局地的な抗争の実態やヘブライ・パレスティナ問題の起源を受講生とともに考察していきます。古代メソポタミア史初心者の方も歓迎いたします。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆あらかじめ古代メソポタミア史・古代エジプト史に関する通史を読んでおかれるとさらに理解が深まると考えます。

◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください

テキスト・参考図書

参考図書 『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)

講師紹介

川崎 康司 早稲田大学講師 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地誌講座6 西アジア』ほか

会場地図

  • 早稲田大学エクステンションセンター・早稲田校
  • 東京都新宿区西早稲田1-6-1
  • 東京メトロ 東西線 早稲田駅

問い合わせ先

  • お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
  • 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
  • 電話番号:03-3208-2248
  • FAX番号:03-3205-0559
  • 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
  • メール:wuext@list.waseda.jp

 受講資格

  • どなたでも受講できます
  • 受講方法
    1、Webよりお申し込み
    2、お電話でお申し込み
    3、当センター窓口にてお申し込み
    (但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。)
  • 入学金など初期費用
    入会金 8,000円(税込)