310311 朝鮮近代史Ⅰ 大院君政権から3・1独立運動まで
- 大学名) 早稲田大学
- キャンパス名) 中野校
- 講師名) 松本 武祝(東京大学教授)
李 相旭(青山学院大学非常勤講師) - 期間) 05/13 ~ 06/10
- 時間) 15:00~16:30
- 曜日) 土曜日
- 回数) 全5回
- 定員 30名
- 会員価格 受講料 ¥ 14,580
ビジター価格 受講料 ¥ 16,767
目標
・大院君政権成立前後から植民地下での3・1独立運動に至る朝鮮近代の歴史を理解する。 ・3・1独立運動までの朝鮮民衆の思想と運動を理解する。 ・日本による主権侵害と侵略が朝鮮に及ぼした影響について理解する。
講義概要
18世紀以降変革の機運が熟していた朝鮮社会に対して、19世紀半ば以降外圧もにわかに強まっていった。開国が朝鮮社会の変動を加速していくなかで、様々な思想や運動が生まれ、甲申政変、甲午農民戦争など体制変革をめざす動きも現れた。日本は、日清戦争や日露戦争などを通じて主権侵害と侵略を繰り返し、1910年、「韓国併合」によりついに朝鮮を植民地支配下におく。1919年、日本の支配に抗して勃発した3・1独立運動は、無名の民衆が独立を求めて立ち上がることによって、それ自身、民族が亡びなかったことの証明であり、まさにそのようなものとして、名実ともに民衆自身を主体とする新たな民族解放運動の起点でもあった。この講義では、極端に厳しくなっていく国際環境のなかで、決して独立をあきらめることのなかった朝鮮民衆自身の動きに注目し、大院君政権成立前後から3・1独立運動に至る近代朝鮮の歴史を、朝鮮社会に内在して説明してゆく。 備考 ★3/16に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。
講師紹介
松本 武祝 東京大学教授 東京大学教授。1960年福島県生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専門分野は、近代朝鮮農村史。著書に、『植民地権力と朝鮮農民』(社会評論社)、『朝鮮農村の〈植民地近代〉経験』(社会評論社)などがある。 李 相旭 青山学院大学非常勤講師 博士(農学、東京大学)。専門分野は朝鮮近現代史。早稲田大学では2013年と2014年に「朝鮮近代史を学ぶ」を担当。論文に「植民地朝鮮における墓地規則改定(1919年)について」(『歴史学研究』、2014年2月)などがある。
会場地図
- 早稲田大学エクステンションセンター・中野校
- 東京都中野区中野4-22-3
早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階 - JR・東京メトロ 東西線 中野駅
問い合わせ先
- お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
- 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
- 電話番号:03-3208-2248
- FAX番号:03-3205-0559
- 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
- メール:wuext@list.waseda.jp
受講資格
- どなたでも受講できます
- 受講方法
1、Webよりお申し込み
2、お電話でお申し込み
3、当センター窓口にてお申し込み
(但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。) - 入学金など初期費用
入会金 8,000円(税込)