210235 「戦後日本史」を考える  同時代史の面白さと怖さ

  • 大学名) 早稲田大学
  • キャンパス名) 八丁堀校
  • 講師名) 成田 龍一(日本女子大学教授)
  • 期間) 05/10 ~ 06/21
  • 時間) 10:30~12:00
  • 曜日) 水曜日
  • 回数) 全4回
  • 定員 50名
  • 会員価格 受講料  ¥ 11,664
  • ビジター価格 受講料  ¥ 13,413

目標

・「戦後日本史」とは、いったい、なんであるのか。いや、なんであったのか、ということを考えます。 ・「戦後日本史」は「歴史」でもありますが、<いま>と直接につながってもいます。同時代史ということです。同時代史としての「戦後日本史」を考えていきます。

講義概要

「戦後日本史」は、私たちが、何らかのかたちで関わってきた同時代史です。その「戦後日本史」を考えることは、同時代史ならではの面白さと怖さとが同居しています。たとえば、知っているはずの「戦後日本史」ですが、世代によって見え方が異なります。また、ある人にとって「戦後」はすでに終わっていましょうが、別の人にとっては、いまだ「戦後」ということもあるでしょう。経験してきたことによって、そして<いま>をどのように考えるか、ということによって戦後史像が異なるのです。これは、別の言い方をすれば、「経験」と「記憶」を手掛かりに「戦後日本史」を探るという試みによって、複数の「戦後日本史」像を知るということになります。けっしてひとつではない「戦後日本史」–このこともまた、「戦後日本史」の面白さと怖さにつながっていくことになるでしょう。「戦後日本史」を考えることの醍醐味が、ここにあります。 本講座では、こうした観点から「戦後日本史」をあらためて考えてみましょう。まずは、時期ごとに、「占領期」「高度経済成長期」そして「「戦後」後」の出来事を確認しながら、「戦後日本史」の流れと歴史像を探ることにします。

テキスト・参考図書

参考図書 『戦後史入門』(河出文庫)(ISBN:978-4309413822)

講師紹介

成田 龍一 日本女子大学教授 1951年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ひきつづき、大学院文学研究科で近現代日本史を学ぶ。博士(文学・早稲田大学)。著作に、『戦後史入門』(河出文庫)、『「戦後」はいかに語られるか』(河出書房新社)など。共著に、『岩波新書で「戦後」をよむ』(岩波新書)などがある。

会場地図

  • 早稲田大学エクステンションセンター・八丁堀校
  • 東京都中央区八丁堀3-17-9
    京華スクエア3F
  • JR・東京メトロ 日比谷線 八丁堀駅

問い合わせ先

  • お問い合わせ先:早稲田大学エクステンションセンター
  • 住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
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  • FAX番号:03-3205-0559
  • 電話受付時間:9:30~17:00(日曜、祝日、休業日を除く)
  • メール:wuext@list.waseda.jp

 受講資格

  • どなたでも受講できます
  • 受講方法
    1、Webよりお申し込み
    2、お電話でお申し込み
    3、当センター窓口にてお申し込み
    (但しeラーニングはWebのみからのお申し込みとなります。)
  • 入学金など初期費用
    入会金 8,000円(税込)